プロフィール

自己紹介

スイスのバーゼルにあるInstitute of Molecular and Clinical Ophthalmology Basel (IOB)でマウスとヒト網膜の神経回路の研究をしています。

学歴

2020年3月

東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻

博士(科学)(東京大学)

2017年3月

東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻

修士(科学)(東京大学)

2015年3月

京都大学工学部地球工学科

学士(工学)(京都大学)

職歴

2021年1月-現在

Institute of Molecular and Clinical Ophthalmology Basel

Postdoctral Researcher

2020年4月-2020年12月

東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻

特任研究員

フェローシップ及び賞歴

フェローシップ

2019年6月-2019年11月

Academic Research Grant for GSFS Doctor Course Students

2018年6月-2018年11月

Academic Research Grant for GSFS Doctor Course Students

2017年6月-2017年11月

Academic Research Grant for GSFS Doctor Course Students

賞歴

2022年

時実利彦記念神経科学優秀博士研究賞 日本神経科学学会

2020年

特に優れた業績による返還免除(全額免除) JASSO

2019年

トラベルアワード 日本神経科学学会

2017年

特に優れた業績による返還免除(半額免除) JASSO

スキル

マウス

AAV注射

パッチクランプ

Patch-seq

二光子励起イメージング

ショウジョウバエ

カルシウムイメージング

行動実験

コネクトミクス解析

光遺伝学

大腸菌

サブクローニング

語学スキル

言語

日本語(母語)

英語

プログラミング言語

Python

HTML

CSS

JavaScript

PHP

研究内容(ポスドク)

準備中

研究内容(博士課程)

リズミカルな運動中の筋肉を適切なタイミン筋弛緩を制御する神経回路の解明

動物は体の各部位の筋肉を適切なタイミングで収縮、弛緩させることで多様な運動パターンを生成します。これまでの研究により、筋肉の「収縮」のタイミングを制御する神経回路の仕組みについては多くのことが分かっています。一方、筋肉の「弛緩」の神経制御の仕組みについての研究は遅れており、特に歩行など体全体を動かす運動において、体の各部位がいかに協調して弛緩するのかについてはほとんど明らかにされていません。
本研究では、ショウジョウバエの幼虫をモデルとして、筋弛緩を制御する神経回路の仕組みを探りました。コネクトミクス解析と呼ばれる神経回路構造を網羅的に解析する手法やカルシウムイメージング、光遺伝学を用いて、脳から筋肉にいたる神経回路構造を明らかにしたところ、特定の神経細胞群が筋弛緩を引き起こすのに必須の役割を果たすとともに、体の前後に沿った自らの活動のタイミングを制御することで、体節間で協調した筋弛緩を実現していることがわかりました。
本研究成果は、5月19日付けで「Nature Communications」にオンライン掲載されました。

研究業駅

出版論文

2021年

学会口頭発表

2019年

学会ポスター発表

2018年
2017年
2016年

履歴書

履歴書(英語のみ)

連絡先

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